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ブラジル、8か国にビザ免除を拡大 ポストパンデミックの観光促進へ

3月 10, 2026
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ブラジル、8か国にビザ免除を拡大 ポストパンデミックの観光促進へ
ブラジル外務省は、過去10年で最も大胆な国境緩和策を発表しました。中国、デンマーク、フランス、ハンガリー、アイルランド、ジャマイカ、セントルシア、バハマの一般旅券保有者に対し、短期滞在ビザを免除する措置を導入しました。この措置は2026年2月24日に発効し、2月28日に正式に公表され、業界紙では3月9日に報じられました。

【戦略的背景】
関係者によると、この一方的な免除措置(相互免除は中国のみ適用)は、2026年11月のCOP30気候サミット(ベレン開催)や2027年のラグビーワールドカップセブンズなど、多くのイベントが控える時期に、高額消費をする長距離訪問者を呼び込む狙いがあります。エンブラトゥールのデータによれば、会議・イベント参加者の消費額はレジャー客の3倍にのぼり、富裕層をターゲットにした入国規制の緩和は観光業の回復を加速させる可能性があります。

ブラジル、8か国にビザ免除を拡大 ポストパンデミックの観光促進へ


【ビジネス渡航への影響】
再生可能エネルギーやフィンテックなどの分野で企業のモビリティチームはすでに対応を進めています。中国の国家電網は、技術者を30日間の滞在で派遣でき、現地で最長90日まで延長可能となり、ビザ手数料や2週間前の申請期間が不要になりました。一方、ヨーロッパの会議主催者は、デンマークやフランスの代表者がより容易に参加できることを理由に、サンパウロやサルバドールを急な会議の開催地として積極的にPRしています。

【航空会社の対応と運航体制】
LATAM航空、エールフランス-KLM、ジェットブルーは、需要増加に対応するため北半球の夏季に追加便の運航を要請しています。リスボンを拠点にブラジルとダブリン、コペンハーゲンを結ぶTAPポルトガル航空は、発表後アイルランドからの予約が週ごとに18%増加したと報告しています。

【遵守上の注意点】
免除措置は観光、無給のビジネス会議・カンファレンスに適用され、有給の労働には適切な一時ビザが必要です。入国時には資金証明と次の渡航先の証明が求められ、超過滞在には日割りの罰金が科されます。モビリティ管理者は、旅行者のプロフィールや滞在管理システムを精査し、不注意による違反を防ぐ必要があります。
出典: International Travel & Health Insurance Journal (ITIJ)

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