
英国の外務・英連邦・開発省(FCDO)は3月5日午前11時(GMT)にキプロスへの渡航情報を更新し、「テロ攻撃の可能性を排除できない」と島内全域に対して明確に警告しました。この通知では、3月2日にRAFアクロティリ基地で確認されたシャヘド型ドローンの攻撃を指摘し、英国人に対して軍事施設の立ち入りを避け、キプロス当局および主権基地地域管理局(SBAA)の指示に従うよう呼びかけています。今回の更新により、キプロスはFCDOの「警戒を要する」カテゴリーに分類され、渡航自体を控えるようには言及していないものの、英国の企業に対しては安全管理の見直しを促す重要な措置となりました。企業は従業員の行程を渡航リスク管理業者に報告し、危機対応の連絡体制にキプロスを含める必要があります。また、英国パスポート保持者には、出国予定日から少なくとも3か月以上の有効期限を保つことと、FCDOのメールアラートシステムへの登録を促しています。キプロス観光局は、3月4日に米国国務省が非必須の大使館職員の退避を認めたことに続き、今回の警告が予約減少に拍車をかけることを懸念しています。ホテル業界によると、通常春の訪問者の35%を占める英国市場からの4月~5月の予約は、週ごとに12%減少しています。これに対抗するため、観光副大臣は空港やリゾートのセキュリティ強化を強調する安心キャンペーンを開始します。実務面では、英国のパッケージツアー事業者は、顧客がリスクの低い目的地への変更を希望する場合、手数料なしで対応する義務が生じました。人事・モビリティ担当者は、キプロスへの渡航に関しては役員レベルの承認と、旅行者が組織の緊急支援サービスに登録されていることの確認を求める渡航承認プロセスの更新が必要です。