
インドのオタワ駐在高等弁務官ディネシュ・パトナイク氏は金曜日、カナダの新任副外務大臣アルン・タンガラジ氏と会談し、両国関係の全分野を見直し、2月のマーク・カーニー首相のデリー訪問以来築かれた「前向きな勢い」を維持することを確認しました。両者は具体的な内容を公表しませんでしたが、関係者によると、ビザ処理の遅延や停滞している若者交流協定が議題の中心だったとのことです。IRCCのニューデリー事務所では、昨年の外交問題を受けて、インドからの留学許可申請の処理期間が60日と、世界基準の倍に達しています。ビジネス団体は、カナダのグローバル・タレント・ストリームに基づく就労許可枠の拡大や、6月にトロントで開催されるインド・カナダCEOフォーラムに出席する経営者向けのビジネスビザの即日発給再開を両政府に求めています。こうした人材交流の改善は、2030年までに700億ドルの二国間貿易目標達成や、進行中の包括的経済連携協定(CEPA)交渉の基盤強化に不可欠とみられています。専門家は、ビザ手続きの具体的な進展があれば、現在インドに大きく依存しているカナダの留学生構成の多様化にも寄与すると指摘しています。領事筋によると、リスクの低いインド人のリピーター向けにパイロット版の電子ビザが、来月のピユシュ・ゴーヤル商務大臣のカナダ訪問前に発表される可能性があるとのことです。
出典: Hindustan Times