
ドバイの入国管理局(GDRFA)は、居住者が親族や友人を短期訪問ビザで招待するための詳細なガイドラインを発表しました。地域の空域混乱により旅行計画が複雑化する中、この短期訪問ビザの利用が増加しています。2026年7月17日に公開されたこの指針では、収入基準を明確に定めています。第一親等(配偶者、両親、子供)は月収4,000AED、第二・第三親等(兄弟姉妹、いとこなど)は8,000AED、非親族の友人は15,000AEDが必要です。申請者は30日、60日、90日の単一入国または複数入国ビザを選択可能で、いずれもUAE内で延長が可能ですが、ビザ発行後60日以内に入国しなければなりません。料金は30日単一入国ビザで200AEDから、90日複数入国ビザで700AEDまで(VATおよび医療保険料別)で、保証金は単一入国で1,000AED、複数入国で2,000AEDが必要です。収入証明書類としては、給与証明書、MOHRE認証の労働契約書、または事業主の場合はパートナーシップ証明書が認められ、不備による申請却下を減らす狙いがあります。さらに、宿泊証明や関係証明書(該当する場合)の添付も求められます。ビザの多くはGDRFAのスマートサービスポータル、Amerセンター、カスタマーハピネスセンターでUAEパスのデジタルIDを使い、48時間以内に処理されます。2026年前半には29,456件の親族・友人訪問ビザが発行され、ドバイが地域の家族・ビジネス拠点としての役割を強めていることが示されています。多国籍企業にとっては、短期の海外スタッフ招へいやプロジェクト開始時の人材受け入れに、複雑な就労ビザ手続きなしで利用できる予測可能な枠組みとなります。友人招待の収入基準が15,000AEDと高いため、訪問コンサルタントやパートナーの招へいは企業が正式スポンサーとなることが望ましいでしょう。GDRFAはデジタル申請の推進も強調しており、紙の申請は段階的に廃止される見込みのため、人事部門はUAEパスの準備を整えておく必要があります。
出典: Gulf News