
スペイン民間防護・緊急事態総局(DGPCyE)は7月27日、今年4回目となる熱波が7月29日水曜日から始まると予報し、オレンジレベルの気象警報を発表しました。内陸部では気温が45℃を超え、サハラからの熱風により湿度が12%以下に低下する見込みで、同局は複数の陸路および空路の国境地点で危険温度対策が発動される可能性があると警告しています。具体的には、小規模な地域空港の屋外の入国管理ブースが最も暑い時間帯に閉鎖され、乗客は屋内の限られた通路に誘導されるため、待ち時間が長くなる恐れがあります。ポルトガルおよびフランスとの陸路国境では、冷蔵設備や乗客用エアコンが不十分な商用車両に対し、グアルディア・シビルが順次「熱中断」を実施する可能性があります。マドリード・バラハス空港とセビリア空港は、格安航空会社の到着便の一部を夜遅い時間帯に振り分ける計画を立てており、Renfe(スペイン国鉄)はマドリード-バルセロナ間の高速鉄道利用者に対し、追加の水分補給を推奨するとともに、線路温度が安全基準を超えた場合は速度が遅くなる可能性があると案内しています。DGPCyEはまた、熱波のピーク期間中は不要不急の出張を控えるよう企業に要請しています。グローバルモビリティチームにとっては、今週木曜と金曜に予定されているビザ更新のための日帰り出張や入社手続きの遅延が懸念されます。コルドバとムルシアの警察署での居住カード指紋登録の予約は早朝に変更されました。企業は移転関連の手続きについて、直接該当の外国人局に確認することが推奨されます。警報には、スペインの熱中症対策に不慣れな訪問者向けの英語版付録も含まれており、国際派遣者やその家族にとって役立つ内容となっています。