
オーストラリア外務貿易省は7月28日、ポーランドに関するスマートラベラーのガイダンスを更新しました。全体のリスクレベルは据え置かれましたが、今後導入されるシェンゲン入国システムやリトアニアとの一時的な陸上国境管理に関する詳細な注意喚起が追加されました。通知では、2026年第4四半期以降、ビザ免除対象者(オーストラリア人を含む)はシェンゲン圏への渡航前にETIAS認証を取得する必要があることが改めて強調されています。また、現在施行中の入出国管理システム(EES)により、パスポートは電子的にスタンプされ、滞在日数の計算が自動化されることも指摘されています。ビジネス渡航者にとって重要なのは、ワルシャワが不正移民の流入に対応して導入した、ヴィア・バルティカのリトアニア区間およびベラルーシとの一部国境での随時の車両検査がある点です。旅行者は車両登録証を携帯し、遅延の可能性に備えるべきです。ワルシャワやグダニスクを拠点に地域プロジェクトを運営するオーストラリア企業は、リトアニア経由の移動に余裕を持たせ、欧州委員会がETIASの運用開始日を正式に発表次第、スタッフに事前申請の周知を行うことが推奨されます。また、EESによる滞在日数の自動計算を踏まえ、頻繁にシェンゲン圏を利用する社員の滞在日数管理の見直しも検討すると良いでしょう。犯罪、健康、領事サービスに関する一般的な注意事項に変更はありませんが、隣国ウクライナの戦況により状況が急変する可能性があることも強調されています。