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JPMorgan、リテールバンク開設に先立ちベルリンの新拠点へ120人を移転

11月 12, 2025
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JPMorgan、リテールバンク開設に先立ちベルリンの新拠点へ120人を移転
米大手銀行JPモルガン・チェースは11月11日、ベルリンに本社を正式に開設し、リスク管理、コンプライアンス、IT専門家を含む120名のスタッフがロンドンやフランクフルトから移転したことを発表しました。これは、2026年春に開始予定のデジタル小売ブランド「チェース・ジャーマニー」の準備の一環です。新オフィスは最大400名を収容可能で、EU離脱後の欧州における人材獲得の拠点として設計されています。

【人材移動のポイント】
・移転者の多くはEUブルーカードまたはドイツのICT許可を保有し、金融サービス企業向けの迅速処理制度を利用しています。
・銀行は保育施設の一括予約を交渉し、移転支援企業ICUnetと提携してベルリンの厳しい賃貸市場で住居確保に成功しました。
・チェース・ジャーマニーは現地でエンジニアを追加採用予定ですが、グループ全体の人材移動は2026年にブルーカードの給与基準が再度引き上げられた後も、ニューヨーク、ダブリン、バンガロールからの横断的な異動が続く見込みです。

JPMorgan、リテールバンク開設に先立ちベルリンの新拠点へ120人を移転


【なぜ重要か】
今回の移転は、ドイツが高給のフィンテック人材の受け入れ先としての魅力を示しています。政府が超高速市民権取得ルートを段階的に廃止する中でも、ベルリンの外国人局は企業向けの予約を6週間以内に割り当てており、フランクフルトやミュンヘンよりも迅速な対応が可能です。

【規制の背景】
JPモルガンは8月にBaFin(ドイツ連邦金融監督庁)から小売銀行の完全ライセンスを取得しましたが、10月にはマネーロンダリング対策の不備で4500万ユーロの罰金を科されました。新設のベルリンコンプライアンス拠点はこの問題の改善を担います。ベルリンを選んだ理由は人材プールの充実と都市のコスト面のバランスによるものです。

【グローバル人材移動担当者への示唆】
・ベルリンではブルーカードの一括申請が依然として可能ですが、ドイツ語の職務記述書と現地の給与水準のベンチマークが必要です。
・2025年からはZweckentfremdungsverbot(不正利用禁止法)による短期宿泊施設の割当が厳格化されるため、サービスアパートの確保は早めに計画を立てることが重要です。
出典: Reuters

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