
香港の入境事務処は、通称「e-チャンネル」と呼ばれる自動入境審査システムの利用対象をひそかに拡大しました。2026年3月2日に発表された通達によると、即日適用で、過去24か月以内に香港国際空港を2回以上利用した旅行者は、国籍を問わず、複数回入境ビザまたはビザ免除資格を持ち、機械読み取り可能な渡航書類を所持していれば、このサービスに登録できるようになりました。これまで、訪問者のe-チャンネル登録は38の指定経済圏のパスポート保持者か、航空会社のマイレージ会員に限定されていました。新基準では国籍リストを廃止し、登録時に収集する個人情報も削減。電子パスポート利用者は、パスポート提示、写真撮影、同意書署名のみで指紋は不要です。非電子パスポート利用者は従来通り指紋1枚の登録が必要です。この変更は単なる形式的なものではありません。自動審査により、有人ブースで約45秒かかっていた処理時間が、eゲートではわずか20秒に短縮されます。イースターや「ゴールデンウィーク」などのピーク時には、入境事務局は1時間あたり25カウンター分の処理能力が解放され、居住者・訪問者双方の待ち時間が大幅に減ると見込んでいます。グローバルモビリティ担当者にとっては、香港を拠点とする短距離出張者の移動がスムーズになり、乗り継ぎの遅れも減少する好材料です。香港に地域本社を置く企業はすでに、簡素化された登録手順をスタッフに周知するために出張規定を更新中で、転勤コンサルタントも到着時のオリエンテーションにe-チャンネル登録を組み込むことを推奨しています。実用的なポイントとして、登録カウンターは空港の到着ホールA(陸側)と市内6か所の入境事務所に設置されており、予約不要で即時承認されます。旅行者は香港入境時に使用したパスポートと、該当する場合は複数回入境ビザのコピーを持参してください。
出典: Traicy Global