
ブラジル連邦警察官は3月9日から勤務ルール遵守運動を開始し、その影響で最も顕著に影響を受けているのがパスポート発行サービスです。通常の予約は無期限で停止され、生命の危機や緊急の渡航に限り発行が行われています。警察組合は、組織犯罪から押収した資産を資金不足の国家組織犯罪対策基金(FUNCOC)に充てるよう政府に圧力をかけています。モビリティ業界にとっては最悪のタイミングで、ブラジルの海外旅行はイースターのピークを迎え、企業の出張も第2四半期に向けて増加しています。旅行管理会社によると、停止が2週間以上続くと7万人以上の更新申請者が予定していた国際出発に間に合わなくなる見込みです。ブラジル在住の外国人も、第三国のビザ申請に必要なパスポートの有効期限更新ができず、同様に困難な状況にあります。緊急性を証明できる場合、例えば海外での緊急医療や72時間以内の事前支払い済みの非返金航空券がある場合のみ、優先的な処理が可能です。しかし、予約枠は制限されており、サンパウロのラパ支局では通常700件のところ80件のウォークイン対応にとどまっています。航空会社は返金可能な運賃への変更依頼が急増していると報告し、国際会議の主催者は緊急パスポート取得のための「必要性証明書」テンプレートを発行し始めています。移民弁護士は企業に対し、社員のパスポート有効期限を直ちに確認し、二重国籍者は可能な限りそのパスポートを使用するよう促しています。また、通常サービスが再開するまで海外会議へのリモート参加を検討することも推奨されています。法務省は交渉終了の時期を示していませんが、専門家は2023年に政府が段階的な予算配分を提示した際に警察が同様の行動を中止したことを指摘しています。