
カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)は、2026年3月31日からすべての永住権申請の手数料が引き上げられることを正式に発表しました。市民権申請の手数料は4月30日に改定されます。永住権権利手数料は600カナダドルに、エクスプレス・エントリーや州指名プログラムなど経済クラスの主申請者の処理手数料は990カナダドルに上昇します。ビジネス移民の申請者は、1810カナダドルから1895カナダドルへと最も大きな値上げとなり、扶養子供の手数料は270カナダドルに引き上げられます。IRCCはインフレに対応するため2年ごとに手数料を調整していますが、今回はオタワが年間受け入れ目標を50万人に引き上げたことを受け、インドからの申請者が過去最高となる中での改定となります。2025年の永住者の約3分の1がインド市民であることから、専門家は3月末に申請ラッシュが予想され、家族連れが低料金での申請を急ぐと見ています。グローバル・タレント・ストリームや社内転勤カテゴリーで従業員をスポンサーする企業にとっては、今回の値上げは全体の派遣コストをわずかに押し上げるものの、戦略的な人事異動には大きな影響はないとリクルーターは指摘します。ただし、大規模な新卒採用プログラムを持つ企業は、扶養家族にかかる政府手数料の増加を見越して移転予算を見直す必要があります。ポストグラデュエート・ワーク・パーミットから永住権へ移行するインド人留学生も、新料金を資金証明の計算に組み込む必要があります。IRCCは、期限前に申請書類が提出され、全額支払いが完了していれば旧料金で処理されると明言しており、申請が間近の方は速やかな対応が求められます。
出典: NewsBytes