
フランスの海外県マヨットにあるマルセル・アンリ空港(DZA)の地上職員を代表する複数労組連合は、6月12日に無期限ストライキを6月13日(土)午前0時1分から開始すると発表しました。労組指導者は、空港運営会社EDEISが賃金引き上げ交渉を拒否していると非難し、合意に至らなければチェックインや手荷物処理で「完全な混乱」が起きると警告しています。労組は航空管制官はストを行わないものの、手荷物処理の制限や一部の保安検査レーンの閉鎖で業務を遅延させる計画です。島内最大手の航空会社エール・オーストラルとコルセールは、6月17日以降の便への無料振替を認める旅行案内を発表しました。マヨットはインド洋とフランス本土を結ぶ人道支援団体や農産物輸出業者にとって重要な拠点です。医療物資や生鮮品の時間厳守の輸送に関わるサプライチェーン管理者は、緊急対応策を準備すべきです。また、マヨットのニッケル鉱山プロジェクトに従事する交代勤務者を抱える企業は、労働者が足止めされる可能性があるためホテルの確保も必要です。地元のフレデリック・ヴォー県知事はフランスの最低サービス法に基づく強制調停会議を要請しましたが、労組はスト延期の義務はありません。2024年にDZAで発生した過去のストライキでは、出発手荷物の2日間の遅延やレユニオン島への迂回が発生しました。島の交通手段が限られていることから、企業のセキュリティ部門は状況を注視し、通常業務再開まで影響を受ける従業員のリモートワーク体制を検討すべきです。
出典: Mayotte Hebdo