
7月4日午前9時36分(AEST)に公開された日本語ポッドキャストで、SBSは多くの永住者が気づかずに手遅れになるビザカテゴリー、「Resident Return Visa(RRV)」にスポットを当てました。7月1日から、オーストラリアを出入国する際に必要なこのRRVの手数料が、従来の490豪ドルから1,475豪ドルへと約200%の大幅値上げとなりました。この改定は、全体の手数料引き上げを含む法令の中にひっそりと盛り込まれており、特に影響を受けるのは、5年間の渡航許可が切れた長期駐在者と、グローバルプロジェクトでオーストラリアを頻繁に出入りする多国籍企業の社員です。移民アドバイザーによると、企業は上級スタッフのRRV費用を負担することが多いものの、今回の3倍近い値上げは、特に頻繁に人員が入れ替わるプロジェクトチームの派遣コストを大幅に押し上げると指摘しています。SBSは日本人オーストラリア永住者に取材し、値上げの大きさに驚きを隠せない声が寄せられました。シンガポールで勤務するITプロフェッショナルは、家族での日本旅行を、雇用主が追加費用を負担するかどうか確認するまで延期すると話しています。複数の永住者がいる家族では、数千ドルにのぼる負担増となるケースもあります。今回の動きは、モビリティマネージャーにとって2つの重要な教訓を示しています。社員の渡航許可期限を一元管理し、適切な場合はRRVの期限切れ前にオーストラリア市民権取得を促すことです。計画的な対応を怠ると、費用が3倍に膨らむリスクがあることを肝に銘じる必要があります。
出典: SBS Japanese