
上海空港管理局は、7月11日夜に浙江・福建沿岸に上陸が予想される大型台風バビの影響で、市内の国際空港2か所の空港内能力が大幅に低下すると警告しています。7月10日夜に発表された運航計画によると、浦東空港(PVG)で300便、虹橋空港(SHA)で87便が欠航となり、予定便の約20%に相当します。鉄道事業者も長江デルタを通る高速・在来線の運休を順次実施しており、上海の洋山深水港は船舶の入港を停止し、避難港への移動を開始しました。空港当局は、乗客に対し航空会社への事前確認と、入国審査の待ち時間増加を見越した余裕を持った行動を呼びかけています。多国籍企業にとっては、中国の主要な出張拠点の一つが影響を受け、貨物便の遅延が続けば世界的なサプライチェーンにも波及する恐れがあります。モビリティマネージャーは緊急時の迂回ルートを確保し、北京や広州経由での再予約を検討、また外国人社員には天候によるビザの超過滞在時は元の有効期限から24時間以内に延長申請が必要であることを周知すべきです。保険会社は、ほとんどの企業旅行保険が台風を不可抗力とみなすものの、速やかな通知が求められ、航空会社の欠航証明などの書類がないと請求が無効になる場合があると指摘しています。人事部門は混乱の証明を収集し、上海で足止めされた社員への日当支給を検討する必要があります。
出典: The Paper