
スペインの主要2空港を利用するプレミアムカード会員は、この夏、セキュリティチェックの待ち時間が短縮されます。7月17日、マスターカードはマドリード・バラハス空港とバルセロナ・エル・プラット空港のターミナル1に専用のファストトラックレーンを導入したと発表しました。このレーンは、マスターカードのグローバルコレクションプログラムの一環で、対象となるワールド、ワールドエリート、ワールドレジェンド会員(同伴者1名含む)がQRコードのスキャンやマスターカードトラベルパスアプリの利用で、メインのセキュリティチェックをスムーズに通過できます。マドリードとバルセロナは、アテネやイスタンブールに続くヨーロッパの新たな導入例であり、決済ネットワーク間での旅行特典競争の激化を示しています。法人利用者にとっては、EUの入出国システム(EES)による生体認証の導入で非EU訪問者の手続きが増える中、安定した通過時間が大きなメリットとなります。マドリードのイベリア航空シェンゲン便やバルセロナのヴエリング航空の短距離便が発着するターミナル1では、ピーク時の待ち時間が10~15分短縮される見込みで、スペインの夏季大型連休「オペラシオン・サリーダ」第2弾の期間中の定時運航率向上に寄与すると期待されています。企業は法人カードを一括登録可能ですが、従業員はパスポートのEES写真基準を満たしているか確認が必要で、セキュリティでの時間短縮がその後の入国審査での遅延につながらないよう注意が求められます。
出典: Europa Press