
レオナルド・ダ・ヴィンチ=フィウミチーノ空港(FCO)は、EUの入出国システム(EES)に基づく初回バイオメトリクス処理を含む、予測されるセキュリティおよび入国審査の待ち時間を表示する公開ダッシュボードをひっそりと公開しました。このツールは7月18日に開始され、15分ごとに更新されており、非EU旅行者の平均入国審査待ち時間は22分と表示され、混雑のピーク時間帯も示されています。この取り組みは、EESがEU全域で義務化される3か月前のタイミングでの発表です。アエロポルティ・ディ・ローマは、データ公開により乗客の到着時間を分散させ、南イタリアやバルカン地域へ向かう企業旅行者にとって慢性的な問題である乗り継ぎの遅れを減らすことを目指しています。ダッシュボードには、EESキオスクの利用方法や今後導入されるETIAS認証についての解説コンテンツもリンクされています。企業のモビリティチームは、APIフィードを旅行管理プラットフォームに統合し、予測される待ち時間がポリシーの閾値を超えた場合に自動で旅程を調整できるようになりました。ローマに地域本社を置く複数のグローバルライフサイエンス企業は、スタッフに到着24時間前に通知を送る計画をグローバルモビリティニュースに明かしています。データはまた、夏のピーク時には空港到着から搭乗ゲートまでの所要時間が最大50%増加することを示しており、初回のビジネスミーティング前に最低限の休息時間を確保するための派遣通知書作成に役立つ情報となっています。FCOの透明性の高い取り組みは、2027年のジュビリーイヤーに向けてミラノ・マルペンサ空港やヴェネツィア・マルコポーロ空港にも同様のツール導入を促す圧力となるでしょう。
出典: FlightQueue