
カナダ外務省は10月7日午前11時16分(東部時間)に渡航情報ポータルを更新し、メキシコに対する「高度な注意を要する」評価を再確認するとともに、地域別の警告を改訂しました。今回の通知では、ゲレーロ州でのカルテルによる暴力が続いていることや、キンタナ・ロー州での最近の武装強盗事件が強調されており、カナダ人にはゲレーロ州内陸部への不要不急の渡航を控え、カンクンやプラヤ・デル・カルメンでは空港認可のタクシーのみを利用するよう呼びかけています。また、治安維持活動中に地元当局が移動制限を課す場合があることや、大都市以外の医療施設が限られていることも注意喚起しています。冬のリゾート休暇を計画しているカナダ人は、医療搬送をカバーする旅行保険の加入と、リゾートの安全対策が企業の安全配慮義務基準を満たしているかの確認が必要です。企業にとっては、11月から始まるインセンティブ旅行シーズンに向けて、メキシコの製造拠点への短期派遣者が増えるため、最新の地図を確認し、立ち入り禁止区域を社員に周知し、海外渡航者登録システムに行程を登録して、緊急時に領事官が連絡できる体制を整えることが重要です。同時に、ケニアとタンザニアの渡航情報も最近の選挙関連抗議を受けて引き上げられ、イエメンには「全渡航禁止」の警告が継続されています。今回のポータル更新は、渡航情報の毎日の確認が不可欠であることを示しており、警告の変更が保険の無効化や企業の渡航承認プロセスの厳格化を招く可能性があることを強調しています。