
王室は、フェリペ6世国王とレティシア王妃が10月13日にセウタ、14日にメリリャを訪問すると発表しました。現役の君主が北アフリカの両飛び地を連続して訪れるのは今回が初めてです。この象徴的な訪問は、セウタでの過去最大の不法越境事件を受けて行われ、宮殿によれば「市民と治安部隊への連帯を示す」ことが目的とされています。地元のホテルや小売業者などの企業は、ジャーナリストや治安関係者、政府関係者の訪問による短期的な経済効果に期待を寄せています。一方で、旅行業者は、港やヘリポート、国境フェンス周辺の厳重な警備体制が移動を困難にし、7月以降すでに緊張が続くこれらの地域での混乱を懸念しています。モロッコ政府はまだ公式な反応を示していませんが、専門家は王室の訪問が主権問題に関する外交的な緊張を悪化させる可能性があると指摘しています。2007年にはフアン・カルロス1世国王の同様の訪問により、ラバトが大使を召還した経緯があります。両飛び地にスタッフを派遣する企業は、国境での遅延や抗議活動によるサプライチェーンへの影響に注意を払う必要があります。内務省は、追加で500人の国家憲兵隊員を配備し、スペイン本土と飛び地を結ぶアルヘシラスとマラガの税関職員も強化する予定です。
出典: Associated Press