
海外渡航に影響を及ぼす異例の連邦・州間対立、パンジャブ州政府が10月15日、パンジャブ・ハリヤナ高等裁判所に緊急申し立てを行い、外務省がチーフミニスター・バグワント・マンの2026年パリSIAL食品見本市への訪問に対する政治的承認を拒否したことに異議を唱えた。州政府は、外務省のオンライン政治承認ポータルを通じて理由を示さずに拒否されたことが、協調連邦主義の原則に反し、APEDAインドパビリオンでブースを確保していたパンジャブの輸出業者に不利益をもたらしていると主張している。代表団は同日夕方に出発し、欧州からの農産物加工およびコールドチェーン物流への投資誘致を目的とした6日間のプログラムに参加する予定だった。政治的承認は州の閣僚の海外訪問に必須であり、拒否は稀で、通常は外交行事の重複や安全保障上の懸念に関連している。業界関係者は、承認プロセスの不透明さが、各州が外国直接投資(FDI)を呼び込むよう促される中で、地方レベルの貿易促進活動を妨げる可能性があると指摘している。輸出協議会は、問題が長引けばビジネスチャンスの損失を懸念している。パンジャブ州はインドの加工食品輸出の12%以上を占めており、フランスの小売業者に新たな植物性タンパク質を紹介することを期待していた。裁判所は緊急で申し立てを審理する見込みで、迅速な判決は今後の州主導の貿易ミッションにおける政治的承認の範囲を明確にする可能性がある。渡航アドバイザーは、企業がこのケースを注視すべきだとし、承認の遅れが同行する役人やサプライヤー、ジャーナリストのビザ手続きにも影響を及ぼす恐れがあると警告している。
出典: The Print / PTI