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フィンランドとEU、難民申請数が大幅減少

11月 4, 2025
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フィンランドとEU、難民申請数が大幅減少
フィンランド内務省は、ロシアのウクライナ全面侵攻後に急増した庇護申請数が明確に減少に転じたことを確認した。フィンランド移民局(Migri)が示したデータによると、2025年1月から9月までの初回庇護申請件数は1,504件で、2024年同期間と比べて16%減少した。

この減少傾向は欧州全体の動きとも一致している。2025年前半のEU全体の申請数は約39万9,000件で、前年同期比23%の減少となった。関係当局は、シェンゲン圏外の国境管理強化、トルコやチュニジアなどの通過国との連携強化、そしてフィンランドがロシアとの陸路国境8か所を引き続き閉鎖していることが数字の冷え込みの要因と分析している。

Migriの開発部長ヨハネス・ヒルヴェラ氏は記者会見で、フィンランドの地理的条件が不法入国の抑制に寄与している一方で、公式な国境検問所での圧力が緩むと、密入国ルートの利用が増え、人身売買や海上での悲劇のリスクが高まる可能性があると警鐘を鳴らした。

フィンランドとEU、難民申請数が大幅減少


申請数の減少は、拒否された申請者の強制送還を加速し、収容施設のコスト削減を求められているMigriにとっては一息つける状況をもたらしている。しかし、マリ・ランタネン内務大臣は「移民の政治的利用」は依然として戦略的脅威であると強調し、EUに対して共同国境警備隊の強化と新たな庇護・移民協定の交渉迅速化を求めた。

雇用主にとっては、庇護申請数の減少が就労許可の処理にかかる事務負担の軽減につながる可能性があるが、弁護士は、2025年5月に改正された外国人法により強制送還や拘留が厳格化されたため、外国人労働者の法的地位喪失に伴う企業のコンプライアンスリスクが高まっていると警告している。

フィンランドにスタッフを派遣する企業は、法執行の動向を注視し、渡航書類の整備を徹底するとともに、東部国境付近での警察や国境警備隊の抜き打ち検査に備える必要がある。
出典: Suomen Uutiset

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