
2月25日に発表された最新データによると、香港は2月15日から23日までの9日間にわたる中国本土の春節「ゴールデンウィーク」期間中に177万人の訪問者を迎え入れました。入境事務処によれば、訪問者数は2025年の同時期と比べて14%増加し、香港の観光業の回復を示しています。そのうち150万人が本土からの訪問者で、27万人がその他の地域からの旅行者でした。西九龍高速鉄道駅は、2月18日に21万人の本土観光客を処理し、羅湖駅を抜いて最も混雑する検問所となり、鉄道利用へのシフトが顕著になっています。陳国基行政長官率いる省庁横断のタスクフォースは、追加の電子ゲート設置や陸路の営業時間延長により、国境の円滑な運営が実現したと評価しました。ホテルの平均稼働率は90%に達し、K11 MUSEAなどの高級ショッピングモールでは来客数と売上が二桁成長を記録、宝飾品の購入では200万香港ドルを超える取引もありました。香港観光協会のチュイ・ティモシー常務理事は、このデータが政府のイベント主導型観光戦略の効果を裏付けており、香港観光局の16億6,000万香港ドルの新たなマーケティング推進に明るい見通しをもたらすと述べました。一方、小売業界は、香港住民の海外旅行も過去最高水準に達しており、純粋な小売収益の伸びをやや抑制していると警戒しています。交通計画担当者にとっては、国境での待ち時間が減少し、深圳や広州からの短距離ビジネス客の移動手段として鉄道が主流になりつつあることを示す重要な指標となっています。2月から3月にかけての出張を予定する企業は、ホテル料金がイースターまで高止まりする見込みのため、引き続き注意が必要です。