
ブラジル外務省は、2026年3月4日付でアイルランド市民に対する短期滞在ビザの免除を正式に発表しました(閣僚間令18/2026号)。この措置は「オープンドアズ2026」戦略の一環で、観光、会議、短期ビジネスミーティングを目的とした12か月間で最大90日間のビザなし滞在を可能にします。アイルランドの旅行者は、出国時に有効な一般旅券、次の目的地への渡航証明、十分な資金の証明が必要です。3月9日に移民情報サイトVisaVergeが発表したこの政策により、従来の110ユーロの電子ビザ料金と2週間の処理期間が不要となり、急な出張にも対応しやすくなりました。貿易団体のIBECとエンタープライズ・アイルランドは、この動きを歓迎し、ブラジルがアイルランドの医療技術企業にとってラテンアメリカで2番目に大きな輸出市場であることを指摘しました。免除は入国を簡素化しますが、有償労働は認められておらず、長期の任務には一時労働ビザ(Temporary V)が必要です。滞在超過には日割りの罰金が科されます。旅行者は累積滞在日数を厳密に管理する必要があり、90日への延長は年に一度のみ可能です。航空会社や旅行管理会社は、会議シーズンの到来に伴い、リスボンやパリ経由のアイルランド発予約が20%増加すると予測しています。ブラジルの一方的な措置は相互主義の緩和も示しており、7か国に同様の特典を拡大していますが、英語圏のEU加盟国としてはアイルランドのみが対象であり、2027年のブラジル万博招致を前に南米のパートナーを求めるダブリン拠点のスタートアップにとって大きな利点となります。
出典: VisaVerge