
UAEの航空会社が、地域紛争による前例のない空域閉鎖が2週間続く中、運航状況を詳細に伝える異例の共同発表を行いました。3月12日未明、エミレーツ航空、エティハド航空、フライドバイ、エアアラビアの4社は同時にオンラインの時刻表を更新し、3月15日までの目的地別運航リストと数百便の座席在庫を公開しました。エミレーツ航空はシドニー、サンパウロ、ロンドン・ヒースローなどの長距離路線を含む82都市への座席販売を再開しましたが、運航頻度は依然として通常の水準を大きく下回っています。エティハド航空はアブダビ発の25路線を再開し、フライドバイとエアアラビアはアンマン、カイロ、ムンバイ、ダッカなど需要の高い地域路線に注力しています。4社ともスケジュールは急に変更される可能性があるため、搭乗前に再確認のメールやSMSを受け取るまで空港へは向かわないよう注意を呼びかけています。寛大な変更・キャンセル対応も継続中で、2月28日以前に発券された3月31日までの旅程は一度まで無料で再予約可能、全額返金やオープンバウチャーへの変更も可能です。滞在期間中に短期訪問ビザが切れる場合は、キャンセルメールをUAE入国管理局に提示し、超過滞在罰金の免除申請に利用するよう案内しています。今回の共同発表は、3月6日にUAE、バーレーン、サウジアラビアの空域が部分的に再開され、ユーロコントロールや国際民間航空機関が承認した新たなミサイル回避ルートが運用開始されたことを受けたものです。便数は日々増加していますが、2月中旬比で約65%減の座席供給にとどまり、一部の地方空港のチェックインカウンターも閉鎖されたままです。企業の出張担当者には柔軟な旅程管理と重要任務のための予備日設定が推奨されています。多国籍企業に向けた実務的なアドバイスは明確で、スタッフに迅速なスケジュール変更を随時伝え、乗り継ぎ便の運航状況を必ず確認した上でUAEへのトランジットを手配し、乗員の休息規制や入国審査の分散処理により到着時のホテルチェックインが遅れる可能性があることを旅行者に周知することが求められています。来週からラマダンが始まり、3月19日から22日までのイード・アル=フィトル休暇も発表されているため、座席の確保はさらに厳しくなる見込みで、早めの再予約が不可欠です。
出典: Gulf News