
観光当局は4月1日、2026年1月と2月にブラジルを訪れた国際観光客が260万人を超え、過去に例のない好調なスタートを切ったと発表しました。この数字は業界プラットフォーム「Travel and Tour World」が公表したもので、2025年同時期比で22%増加し、国連観光機関が追跡する世界的なパンデミック後の回復傾向を上回っています。リオデジャネイロとサンパウロが大部分の到着客を受け入れましたが、サルヴァドール、フロリアノーポリス、フォス・ド・イグアスといった二次的な観光地も、航空路線の拡充やEMBRATURの積極的なマーケティングにより二桁成長を記録しました。アナリストは、中国やメキシコとのビザ緩和、好調なレアル対ドル為替レート、ヨーロッパや北米からの長距離便の復活がこの急増の一因と指摘しています。ホテルグループはカーニバルや3月のコンベンションシーズンに80%を超える稼働率を報告し、空港の免税店では乗客一人当たりの平均支出が14%増加しています。観光省は、現在の勢いが続けば2026年の訪問者数予測を1,000万人から1,150万人に上方修正する見込みです。多国籍企業にとっては、予約期間の短縮やブラジル主要商業都市での航空運賃や宿泊料金の上昇圧力が課題となっており、トラベルマネージャーには早めの企業割当確保や二次空港の活用が予算維持のために推奨されています。このデータはまた、ブラジルがラテンアメリカで最も活発なMICE(会議・報奨旅行)目的地であることを裏付けており、新たな送客市場からの増加に対応するため、柔軟なビザ遵守チェックの必要性を強調しています。