
中国がロシア国民向けに1年間のビザ免除パイロット制度を導入してから半年、黒竜江省の国境通過者数は27万4,000人に達し、前年同期比で66.7%増加したと、同省出入国管理局が本日発表しました。黒河(ヘイヘ)港では、土曜の朝に運航される水中翼船のチケットが数日前に完売するほどで、ロシアの家族連れが2日間の買い物や温泉旅行を楽しんでいます。同様の光景は綏芬河(スイフェンホ)でも見られ、地元のレンタカー会社はロシア語対応のサービスカウンターを設置し、その場での臨時運転免許発行も行っています。この急増は波及効果を生み、2025~26年の氷雪シーズンにはロシアからの観光客支出が15億元に達し、初開催の黒竜江・ロシアスーパー雪上競技大会には2万4,000人の選手とファンが集まり、スポーツが新たな交流の原動力となっています。これを受け、11の省機関が「護航行動—全季護遊」と名付けた10項目の利便化パッケージを発表し、QRコード入場カードから越境医療観光の優先対応まで幅広くカバーしています。ロシア極東への人員移動を計画する組織は、相互のメリットにも注目すべきです。黒河市とブラゴヴェシチェンスク市が交渉した頻繁利用者プログラムにより、中国のビジネスパーソンは週末の水中翼船に事前承認済みの乗客名簿で乗船でき、国境通過時間を5分未満に短縮しています。