
イタリアの民間航空規制当局ENACは5月7日、5月11日(月)に実施される8時間の全国航空ストライキに伴う「保護便(voli garantiti)」の必須リストを発表した。イタリア法により、早朝・深夜の便、本土とサルデーニャ、シチリア、その他小島を結ぶ便、重要な国際路線などはストライキ中も運航が義務付けられている。ENACのウェブサイトに掲載された通知によると、現地時間の07:00~10:00および18:00~21:00に出発予定の便、長距離便の一部、医療・緊急便は運航される。航空会社は時刻表を更新し、保護対象外の便の乗客には通知を行うよう指示されている。保護便以外の予約者はEU規則261/2004に基づき、再予約や返金を申請可能だ。今回のストライキは航空管制官、地上係員、保安スタッフ、航空乗務員の複数労組が参加し、イージージェットの別ストライキやローマ・ナポリの管制センターでの停止とも重なる。運輸省のデータでは、合意が得られなければ全国で最大1,200便の欠航が予想されている。出張管理者は、ローマ・フィウミチーノ、ミラノ・リナーテ、ナポリ・カポディキーノでの同日乗り継ぎを避けるか、可能な限り鉄道経由のルート変更を推奨している。時間厳守の貨物を扱う多国籍企業は、影響の少ないミラノ・マルペンサ発の専用貨物便への切り替えを進めている。ENACはリストの変更の可能性を強調し、乗客には旅行当日まで航空会社の公式サイトやENACのポータルをこまめに確認するよう呼びかけている。