
イタリアのフラッグキャリア、ITAエアウェイズは、5月11日の全国ストライキにより約38%の便が欠航となることを受け、混乱対策プロトコルを発動しました。5月8日に発表された顧客向け通知では、影響を受ける便の一覧がオンラインで確認できるほか、5月11日に予約している乗客は、ペナルティなしで日程変更が可能で、便がキャンセルまたは5時間以上遅延した場合は全額返金を受けられるとしています。チケットの再発行は5月18日まで、コールセンターまたは元の旅行代理店で対応可能です。ITAは法的に免除された時間帯内の保護便について、一部の乗客を積極的に迂回ルートへ振り替えています。長距離路線では、スカイチーム共同事業ネットワークの提携航空会社への無料再予約を座席の空き状況に応じて提供しています。頻繁利用者のステータス延長も、旅行できない会員に自動的に適用されます。ストライキに加え、中東の安全上の懸念から、ドバイ、テルアビブ、リヤドへの運航停止を5月31日まで延長しており、ローマやミラノを経由する企業の移動に影響が出ています。旅行管理会社は、5月12日に機材や乗務員の再配置による遅延が波及する可能性があると顧客に注意を促しています。重要なスタッフの移動が必要な企業には、デューティ・オブ・ケア(安全配慮義務)手続きを実施し、ITAの「フライトステータス」ツールをこまめに確認、ビザやホテル予約の変更手数料が発生しないよう手配することが推奨されています。
出典: ITA Airways