
5月9日土曜夜遅く、パリ・シャルル・ド・ゴール空港(CDG)の西側周辺からわずか1キロの場所で工業用倉庫の火災が発生し、60人以上の消防士が出動しました。この火災はヨーロッパで2番目に忙しい空港の運用に影響が出るのではないかと懸念されました。ターミナルビルからは濃い黒煙が立ち上り、旅行者のフォーラムや企業のセキュリティ情報に多くの投稿が寄せられました。Aéroports de Paris(ADP)は迅速に、被災した物流倉庫は空港敷地内ではなく、燃料基地や貨物施設、進入経路に影響はないと説明しました。それでもCDGの運用センターは「イエロー」緊急対応計画を発動し、滑走路の点検頻度を倍増、航空管制と連携して到着便の乗務員に状況を周知しました。フランス民間航空局(DGAC)は遅延や迂回は報告しておらず、2019年のルーアン・ルブリゾール化学工場火災後に導入された多機関合同訓練の成果が示されました。サプライチェーンの専門家は、この火災が2019年以来最も忙しい夏になると予想されるパリ五輪のプレイベントや2026年欧州サッカー選手権を前にした重要なストレステストになったと指摘しています。CDG経由の時間厳守の貨物を扱うフォワーダーは代替保管スペースを迅速に確保したものの、今後48時間は取り扱いスロットの再確認を荷主に呼びかけています。イル=ド=フランス地域への移転や団体移動を手配するモビリティチームにとっては、CDGの冗長化対策—遠隔手荷物仕分けや二重燃料給水ラインなど—が計画通りに機能したことが最大の収穫です。ただし、火災調査が続く間はA104道路の迂回や地域シャトルの遅延を考慮する必要があります。ADPは、EU非加盟国の入出国手続きが長引いているため、長距離便利用者には出発3時間前の到着を引き続き推奨しています。
出典: Asatu News