
日本は1978年以来初めて、2026年7月1日からビザ料金を引き上げます。シングルエントリービザの料金は3,000円から15,000円に、マルチエントリービザは6,000円から30,000円に跳ね上がります。この措置は6月19日に内閣で承認され、6月25日に公表され、インド国民を含むすべてのビザ対象者に適用されます。外務省によると、料金引き上げはインフレ調整後の処理コストを反映しており、2028年に導入予定の日本電子渡航認証システム(JESTA)に向けたデジタル化資金に充てられます。現在の為替レートでシングルエントリービザの増額は約8,600ルピーと、東京での平均的な出張費用に比べれば小額ですが、短期派遣の技術者を頻繁に入れ替える企業には影響が出そうです。VFSグローバルのムンバイセンターによれば、2025年にインドから日本へのビザ申請は12万4,000件で、その70%がビジネス目的です。旅行管理会社CWTは、今回の料金改定がインド-日本間の一般的な出張費用に0.6%の上乗せとなると見込む一方、一部企業はビザ費用を四半期ごとに精算しているため、頻繁に渡航する社員のキャッシュフローに影響が出る可能性があると指摘しています。企業には6月28日までに申請を済ませ、現行料金を確保するよう推奨されています。外務省の関係者は、日本人のインド訪問時のビザ料金引き上げは「検討していない」と明言し、今回の改定は一方的なものであることを示しました。この発表は、VFSがインド人乗客向けの日本のトランジットビザ廃止を一時的に告知し、その後撤回した直後に行われました。関係当局は、料金体系の変更のみでビザの種類には変更がなく、最終的な政策見直しを待っていると説明しています。