
2026年7月7日にIRCCが発表した最新の週間および月間サービス基準表が、翌日(7月8日)に公開されました。申請者が最も気にする「80%のケースが処理されるまでの期間」では、経済クラスの永住権申請で大幅な改善が見られた一方で、市民権証明書の処理時間は大幅に悪化しました。カナディアン・エクスペリエンス・クラスは再び目標の6か月平均に戻り、6月の7か月から短縮。エクスプレス・エントリー以外の州指名申請も12か月に減少しました。国内での就労許可延長は127日と、3月の250日超から大幅に短縮されました。家族プログラムで最も改善が見られたのは、親・祖父母のスポンサーシップで、処理期間が30か月に短縮されました。対照的に、市民権証明書の取得には19か月と大幅に時間がかかっています。専門家は、この遅延の原因を2025年末に市民権の血統取得資格を拡大した法案C-3に求めており、米国や英国からの申請が急増したことが背景にあります。IRCCは1か月で17,500件の新規証明書申請を受け付け、待機件数は約10万件に達しました。雇用主や移転担当者にとっての重要ポイントは、永住権や就労許可の処理が速くなることで入社手続きがスムーズになる一方、市民権証明書の遅延は多国籍企業の幹部の移動に必要なパスポート発行を遅らせる可能性があることです。企業は市民権関連の書類に余裕を持ったスケジュールを組み、外国人スタッフにはほとんどの申請者が数分で取得できる電子渡航認証(eTA)についても周知することが推奨されます。申請者は毎週水曜日(臨時カテゴリー)および毎月第1火曜日(永住権カテゴリー)にIRCCの公式ツールを確認し、自身のケースの処理見通しを把握してください。