
浦東空港がその規模の大きさで注目を集める一方、上海のもう一つの重要な玄関口である虹橋国際空港も静かに記録的な成長を遂げています。2026年7月22日、同市の出入国検査所は「The Paper」に対し、虹橋の検査所が7月1日以降、21万人以上の入出国旅客と970便のフライトを処理し、6月比で1.2%の増加を記録したと明かしました。旅客の傾向を見ると、家族のレジャー旅行、国境を越えた研修ツアー、海外在住の中国人の帰省が多く、個人の移動が企業の出張とともに回復していることがうかがえます。日本、韓国、東南アジア、香港・マカオへの路線が大半を占めており、これらの市場は中国の30日間ビザ免除や簡素化された電子ビザ制度の恩恵を受けています。虹橋の強みは効率性にあります。中心業務地区からわずか13キロの距離に位置し、日帰りの往復や高頻度のエグゼクティブシャトル便に多く利用されています。ビジネスジェットやチャーター便の利用は前年同期比で8%増加し、これに対応して出入国管理局は専用の通関レーンを設け、航空会社とリアルタイムでデータを共有する仕組みを導入。ピーク時には数分以内に追加の職員を配置できる体制を整えました。さらに、移民スタッフの増員に加え、高齢者、障がい者、妊婦、優先度の高い旅客向けの「心温まるグリーンチャンネル」と呼ばれる優先通過サービスも強化。『ホン・スター』プログラムのボランティア通訳者と連携し、夏の繁忙期でも待ち時間を10分以内に抑えることを目指しています。企業の移動計画担当者にとってのポイントは、虹橋が時間を重視する国内外の接続便や地域の会議のためのハブとしての地位を取り戻しつつあることです。上海と近隣のアジア主要都市間の同日往復を計画する企業は、航空会社のスケジュールを再確認すべきです。複数の航空会社が、延長された出入国検査の営業時間を活用し、朝便の出発時刻を変更しています。
出典: The Paper