
3か月ぶりに発表された米国移民・関税執行局(ICE)の最新統計によると、7月初旬の11日間で2,400件以上の行政逮捕が行われ、1日平均1,474件と、2025年1月にトランプ大統領が再就任して以来の最高水準に達しました。逮捕者の約70%は有罪判決を受けた犯罪者か、強制送還命令が出ている逃亡者です。データ分析者のオースティン・コーチャー氏は、ICEの拘留者数が5万2,000人を超え、短期契約の郡刑務所や民間拘置所のネットワークに大きな負担をかけていると指摘しています。支援者たちは、収容施設のベッド不足が遠隔地への移送を増やし、被拘留者と弁護人や家族の分断を招くことを懸念しています。E-Verifyに登録している企業やH-2B季節労働者に依存する雇用主は、取り締まり強化により職場監査や「ノック・アンド・トーク」訪問が増加し、強制送還対象者の摘発が進む可能性があります。企業のコンプライアンスチームはI-9書類の更新、監査時の弁護人アクセス確保、警備スタッフへの令状対応の周知を徹底すべきです。このデータ公開は、2027会計年度の予算審議にも影響を与えています。下院共和党はICE拘留ベッド増設のため追加40億ドルを要求しており、民主党指導部はこの逮捕急増を「大量強制送還」の証拠とし、秋の予算審議で再び激しい対立が予想されます。