
オーストラリア外務貿易省(DFAT)は9月23日、香港向けのスマートラベラー(Smartraveller)ページを更新し、LGBTQIA+訪問者に関する専用セクションを新設しました。通知によると、「香港の多くの人々はLGBTQIA+旅行者を受け入れるか、特に気にしない」としつつも、一部の地域では公共の場での愛情表現が望ましくない注目を集める可能性があると注意を促しています。リスク評価の基本方針「高度な注意を払う」は変わらないものの、今回の文化的ガイダンスの拡充は、多国籍企業が多様性、公平性、包摂(DEI)を配慮した人事計画を重視している動きを反映しています。LGBTQIA+従業員を抱える企業は、現地の支援ネットワークや従業員リソースグループの連絡先を事前に確認することが推奨されています。また、ビザの有効期限、税関申告、国家安全法に関する既存の注意事項も再確認されています。商業機密を含む電子機器を携行するビジネス訪問者には、入国時に検査を受ける可能性があることが改めて警告されています。モビリティマネージャーにとっての重要なポイントは、DEI要素が公式の渡航アドバイスに組み込まれ、西側諸国の政府間で広がる傾向を示していることです。企業は、従来の安全衛生モジュールに加え、文化的感受性に関する事前説明を出発前チェックリストに取り入れるべきでしょう。DFATは、香港に滞在するオーストラリア人に対し、スマートラベラーポータルで渡航計画を登録し、状況が急変した際に自動SMS通知を受け取ることを推奨しています。