
チェコツーリズムは、リミニで開催されたTTGトラベルエクスペリエンス(10月14日~16日)において注目度の高い出展を終え、10月20日にイタリアの旅行代理店との取引概要を発表しました。同機関はイタリア最大のB2B観光市場であるこのフェアを活用し、プラハだけでなく複数の地域を巡る目的地としてチェコ共和国を提案。温泉地やユネスコ世界遺産、アウトドア商品を強調しました。販売戦略の鍵となったのは航空路線の充実で、スマートウィングスのヴェネツィア便とライアンエアーのトリノ便が今冬に就航し、両国間の座席数は前年比18%増加します。チェコツーリズムのデータによると、2026年の1~8月のイタリア人宿泊数は78万2,000泊に達し、平均滞在日数も3.7日に伸びています。チェコのホテルやDMCにとって、イタリア市場はオフシーズンの需要を補い、肩の月の稼働率向上に寄与します。チェコブースの参加者には、ヤンホテルズ、ジェロームインカミング、ピルスナーウルケルの新しいビジターセンターが含まれ、2027年春の団体旅行向けに仮契約を締結したと報告されました。旅行業界の法律専門家は、イタリアの新しいパッケージツアー指令がEUの乗客権利改革に準じており、乗り継ぎ遅延や宿泊トラブルに対する責任が厳格化されているため、秋に契約を結ぶチェコのサプライヤーは不可抗力条項を新たな返金規則に合わせて見直す必要があると指摘しています。リミニフェアはまた、鉄道と航空の組み合わせを促進する場ともなりました。イタリア国鉄が新たに開設したミラノ発ウィーン行きの夜行列車は、チェコ鉄道のプラハ行き朝便と連結した通しチケットを提供し、環境意識の高い旅行者に魅力的な複数都市周遊プランの可能性を広げています。