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カナダ、2026年までに遠隔地の国境通過許可証を電話報告に切り替えへ

12月 22, 2025
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カナダ、2026年までに遠隔地の国境通過許可証を電話報告に切り替えへ
カナダ国境サービス庁(CBSA)は、リモートエリア国境通過(RABC)許可プログラムを2026年9月14日をもって恒久的に廃止し、電話報告制度に移行することを正式に発表しました。これまで数十年にわたり、RABC許可は特に釣り人、ハンター、別荘所有者などのレクリエーションやビジネス目的の旅行者が、ミネソタ州のノースウエストアングルやスペリオル湖沿いのような遠隔地で、係官に直接会うことなくカナダに入国することを可能にしていました。

新制度では、旅行者は入国直後に指定されたCBSAの電話番号に連絡し、パスポート情報や旅行計画、必要に応じて関連書類を提出する義務があります。リスクが認められた場合は、対面での出頭を求められることもあります。CBSAはこの変更により、国境管理の近代化が進み、最前線の職員をよりリスクの高い業務に集中させることができ、また既に一部の海上や小型航空機の通路で導入されている電話報告制度と整合性が取れると説明しています。

カナダ、2026年までに遠隔地の国境通過許可証を電話報告に切り替えへ


一方、地元の米国議員や観光業者からは、携帯電話の電波状況が悪い地域では訪問者が減るのではないかとの懸念が上がっています。カナダの釣り場に依存するノースウエストアングルのリゾート経営者は、手続きが煩雑に感じられれば収益減少につながると危惧しています。CBSAは、先住民コミュニティや自治体、米国税関・国境警備局と連携し、電話報告用のキオスクや案内表示の設置に向けた協議を進めているとしています。

カナダの企業にとっては、従業員の出張規定の見直しが必要となります。遠隔地のロッジ、鉱山、インフラプロジェクトにスタッフを派遣する場合は、新制度の説明を行い、電波が不安定な地域では衛星電話の携帯を義務付け、余裕を持ったスケジュールを組むことが求められます。報告義務を怠ると関税法違反となり、罰金や物品の押収の対象となる可能性があります。

実用的なポイントは以下の通りです。1)入国予定地点が旧RABC区域内かどうかを確認する、2)CBSAの報告電話番号を事前に登録しておく、3)通話前にパスポート、船舶登録証、作業許可証などを準備する、4)2026年初頭に発表される指定報告地点の最終リストをCBSAのSNSで確認する。
出典: Travel and Tour World

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