
地域の旅行ポータル「Travel and Tour World」によると、3月31日以降、UAEの入国管理システムがパキスタン国籍の新規ビザ申請の多くに対し「却下」ステータスを返し始めているという。4月6日に掲載された記事では、複数の旅行代理店が観光、訪問、就労ビザの申請が理由もなく次々と拒否されていると証言している。UAEのICP(入国管理局)やパキスタン外務省からは公式声明が出ておらず、企業や個人旅行者は年間で最も採用が活発な時期に不透明な状況に置かれている。パキスタン人はUAEで2番目に多い外国人コミュニティ(約160万人)であり、建設やホスピタリティ分野の労働力を大きく支えている。突然の申請停止は新規プロジェクトの人員配置に影響を及ぼし、雇用主はネパールやバングラデシュなど他の労働市場からの採用を余儀なくされる可能性がある。旅行管理会社は企業に対し、早めの申請と緊急時の人員計画の準備を勧めている。一部の代理店によれば、フリーゾーンのスポンサー経由の申請はまだ受理されているものの、情報は断片的で確証はない。専門家は、今回の措置は正式な政策変更ではなく、一時的なセキュリティチェックの可能性が高いと指摘しており、2024年にナイジェリアやウガンダの申請者に対しても短期間の停止があったことを踏まえている。緊急の人員動員が必要な企業には、ICPのポータルを毎日確認し、大量承認が突然再開された場合に備えて雇用契約書を手元に置くよう助言がなされている。