
スペインの空港運営会社AENAは、2026年3月に世界ネットワーク全体で2,999万人の乗客数を記録し、前年同期比4.3%増となり、同社史上最も忙しい3月となりました。スペイン国内の空港では2,470万人(+3.9%)の利用があり、バルセロナ、マラガ、セビリアの各空港で月間過去最高記録を更新しました。アナリストは、この増加の一因としてモーダルシフトを挙げています。1月18日に発生した注目度の高い列車脱線事故を受け、国内旅行者が短距離フライトに移行し、マドリード-バルセロナおよびマドリード-セビリア路線の搭乗率が向上しました。国際線の需要も依然として堅調で、3月と4月に分かれた早めのイースター休暇が追い風となっています。貨物量はほぼ横ばい(+0.5%)でしたが、AENAのブラジルの運営権地域では乗客数が7.2%増加し、同社の地理的多様化を示しています。ネットワーク全体の第1四半期の乗客数は8,130万人(+3.8%)に達しました。モビリティプランナーにとって、AENAのデータは今春の主要国内幹線路線で座席の供給が逼迫することを示唆しています。マドリードとカタルーニャ間で出張者の予約を行う企業は、早めの運賃確保と、需要を取り込むために航空会社が機材を大型化する動きに伴うスロット制約の可能性を注視する必要があります。
出典: Aviation24