
外務大臣S・ジャイシャンカルが5月5日にキングストンを訪問した際、インドとジャマイカは医療、太陽エネルギー事業、放送分野に関する3つの覚書に署名しました。『エコノミック・タイムズ』が報じた共同声明では、「看護師、医療従事者、教師などの熟練専門職の採用と移動」に関する新たな枠組みが強調されました。ジャマイカの急成長する観光業とBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)業界は深刻な人材不足に直面している一方、インドは毎年世界最大規模の英語話者看護師を輩出しています。今後の人材移動協定により、インドの医療スタッフは資格認定の簡素化を受けて一時的な就労許可を取得できるようになり、これは日本やドイツとの看護師パイプライン協定に類似した仕組みです。両国はまた、インドのe-Vidyabharati遠隔教育プラットフォームを活用し、カリブ海地域の専門職を現地派遣前に遠隔で研修することで、ジャマイカの雇用主の受け入れ準備期間を短縮することも話し合いました。インドの大学にとっては、キングストンの公立病院での臨床実習を含むハイブリッド型看護学位のニッチ市場が開かれることになります。企業の人材移動の観点から、この覚書は貿易協定と連動した人材交流戦略の一環を示しており、医療アウトソーシング、教育技術、ホスピタリティ分野の企業は、従来の個別就労ビザよりも雇用主支援の許可証でスタッフをジャマイカに派遣しやすくなる見込みです。両国は2026年第4四半期までに詳細なビザ手続きを確定させることを目指しています。それまでは、人事担当者はジャマイカの現行就労許可枠を踏まえたプロジェクトスケジュールの策定と、高等弁務官事務所からのパイロットプログラム開始日の最新情報の確認を行うべきでしょう。