
5月8日付のメディアリリースで、持続可能な人口オーストラリア(SPA)は、移民大臣トニー・バークが約300万人の長期一時ビザ保持者に対する永住権取得の道を検討しているとの報道を批判しました。バーク氏はインディアンリンクメディアのポッドキャストで、「長年ここで生活し働いてきた移民には安心感が必要だ」と述べています。これに対しSPAは、2023年の国境再開以降の記録的な人口増加を固定化し、「生態系の限界や生活の質、住みやすさを損なう」と警鐘を鳴らしています。同団体は政府に対し、一時ビザ、特にブリッジングビザや学生ビザの発給を削減し、永住権の枠をインフラ容量、水資源の安全性、排出目標の独立評価に基づいて調整するよう求めています。SPAはニッチな支持層を代表していますが、この声明はパンデミック後の移民増加を緩和すべきかどうかという労働党内の議論の高まりを反映しています。一方、ビジネス団体は、永住権付与が労働者の搾取を減らし、医療、技術、建設分野でのグローバル人材獲得競争力を高めると主張しています。企業の人材移動チームにとっては、永住権の直接取得ルートは長期派遣の簡素化や定着率向上につながる一方で、一時ビザの削減はインターンや新卒者の人材供給を減らすというジレンマもあります。政府は今四半期中に移民政策の最新方針を発表する見込みです。