
6月14日から、ザルツブルクのフラッハガウ地区の通勤者は大幅なダイヤ削減に直面します。これはドイツのインフラ工事により貨物列車がオーストリア・ドイツ国境経由に迂回されるためです。ÖBBは6月12日に、ヴェストバーン本線で毎日複数の地域列車が運休となり、ザルツブルク・ローカルバーンのザルツブルク~ビュルムース区間は9月13日まで全面運休すると発表しました。ボトルネックの原因は、ドイチェバーンがフライラッシング付近の線路を改良しているため、貨物列車がザルツブルクの既に混雑した結節点を通過することにあります。容量確保のため、ÖBBはオフピークのSバーン運行を停止し、乗客にはリージョナルエクスプレス(REX)やインターシティの利用を推奨しています。ローカルバーンの代わりに急行・各停バスが運行され、ラッシュ時は15分間隔で運行されます。しかし、交通工学者は並行するB156道路がラッシュ時に渋滞しやすく、ドア・ツー・ドアの所要時間が30~45分延びる可能性があると警告しています。ボッシュやポルシェ・ザルツブルクなどの国境を越える企業にとっては、従業員の通勤やドイツ工場との物流に影響が出ており、多くは移動手当の見直しやカープール、在宅勤務の推奨を進めています。また、オーストリアの移住専門家は、ザルツブルクでのビザ更新予約が運休路線に依存するとキャンセルされる恐れがあると指摘しています。ÖBBは利用者にオンラインの旅程プランナーの確認とプッシュ通知の登録を呼びかけています。ドイツ側の工事完了とオーストリア側の線路改良が終わる9月14日に、全線での通常運行再開が見込まれています。
出典: ORF Salzburg