
人権団体のリグ・デ・ドロワ・ド・ロム(LDH)、オックスファム・フランス、SOSレイシズムは、2026年6月12日13時にパリのレピュブリック広場で集会を開催しました。これはEU移民・庇護パクトの公式発効日に合わせたもので、スピーカーたちは「庇護権の歴史的後退」と呼ばれる措置を非難し、国境手続きの迅速化や拘留権限の拡大を問題視しました。警察の推定参加者数は2,800人、主催者発表は5,000人と、昨年12月の国際移民デーのデモよりは少なかったものの、労働組合(CGT、FSU)と気候変動団体Attacが一体となったことで政策決定者の注目を集めました。抗議者たちは、急激な移民流入時に加盟国が庇護申請を制限できる「選択的利用」条項の適用をフランスが拒否するよう求めました。グローバル企業にとっては、労働市場の人手不足と移民労働者の確保が依然として政治的に敏感な問題であることを示す出来事となりました。フランス雇用者連盟(MEDEF)に連絡した複数の人事責任者は、過激な言説が国際的人材の誘致に悪影響を及ぼす懸念を示しています。デモは2時間で平和的に終了しましたが、組合側は7月初旬に予定されている施行令の議会審議に向けてさらなる動員を表明しました。ビジネス旅行者への影響は最小限で、レピュブリック~バスティーユ間の交通が一時的に迂回された程度でした。ただし、OFIIのブールバール・ネイセンターでビザ医療予約を行うモビリティマネージャーは、今後の集会による公共交通機関の混乱に注意を払う必要があります。