
6月11日遅くに発表された47ページにわたる回答で、内務省はEU定住権制度(EUSS)の意思決定遅延に関する独立監視機関(IMA)の厳しい指摘に正式に対応しました。初めて公開された内部データによると、2026年3月31日時点で109,020件の申請が未決定で、そのうち3分の2はプレ・セトルドからセトルドステータスへのアップグレードを求めるEU市民の申請でした。内務省は、ケースの適切な振り分けや海外の犯罪記録照会のエスカレーションチャネルの整備など、IMAの7つの勧告のうち2つは受け入れる一方で、追加の平等データ収集や遅延追跡指標の導入については、リソースの制約やプライバシーの懸念を理由に拒否しています。内務省は、2019年以降に記録された770万件の申請のうち99%が処理済みであり、新規ケースの大半は3か月以内に解決されていると強調しています。しかし、関係者団体は、残るバックログにより、職場の変更や賃貸契約、旅行時にステータスを証明できない人が数千人にのぼると指摘しています。企業からは、デジタルステータスが運送業者のシステムに反映されていないために、直前で搭乗拒否されるケースが報告され続けています。政府は「ケース進捗ダッシュボード」の導入や、EU各国との連携強化による有罪証明書の迅速取得を約束しています。グローバルモビリティマネージャーにとって、この文書は処理のボトルネックを知る貴重な情報源であり、ステータス変更の早期申請の重要性を改めて示しています。企業は、派遣開始前に内務省の雇用者確認サービスで従業員のデジタルステータスを確認し、EU市民にはUKVIアカウントの最新状態を保つよう促すことで、旅行のトラブルを回避すべきです。
出典: GOV.UK