
独立トラッカーIRCCTracker.caは6月13日に最新のカナダ移民・難民・市民権局(IRCC)の公式データを公開しました。データによると、処理期間の中央値は引き続き改善傾向にあり、エクスプレス・エントリーの永住権申請は平均6〜8週間(3月の9〜11週間から短縮)、学生ビザは6〜18週間、雇用主指定の就労許可は5〜13週間となっています。この改善は、IRCCが4月に低需要のビザオフィスからマニラ、ロンドン、モントリオールの高需要拠点へ400人の職員を再配置したことが背景にあります。先月関係者に流出した内部ダッシュボードによれば、現在同局は週に約9,800件の永住権決定を行っており、前年同期比で18%増加しています。人事やモビリティチームにとっては、処理期間の短縮により2026年第4四半期の赴任計画が再び現実的になりました。ただし、配偶者スポンサーシップの処理期間はわずかに14週間に延びており、永住権カードの更新も10〜16週間と依然として長く、米国のクライアント訪問時に身分証明が必要なカナダ人に影響を及ぼす可能性があります。専門家は、特にワールドカップ関連の訪問ビザ需要による季節的な急増がリソースを圧迫する恐れがあると警告しています。企業は引き続き完全な申請書類を提出し、追加書類の要求による処理遅延を避けるために事前の健康診断を活用すべきです。IRCCの次回の正式なサービス基準見直しは7月に予定されており、この傾向が続けば、パンデミック以降初めてエクスプレス・エントリーの公表目標期間が短縮される可能性があります。