
チロルのフェルンパス街道B179号線は、ドイツのA7高速道路とイタリアのブレンナー回廊を結ぶ重要なルートですが、2026年8月1日午前10時から正午まで、地元活動家によるフェルンパストンネル建設反対の抗議行動のため全面通行止めとなります。これは6月27日に行われた同様の封鎖に続くもので、その際は20キロの渋滞と2時間の遅延が発生しました。関係当局はリアルタイムの渋滞マップを公開し、旅行者にはA12/A13ブレンナー経由やスイス経由への迂回を呼びかけています。8月1日は全国的な夏休みの初めの土曜日にあたり、交通量は過去最高を記録すると予想されています。ドイツ連邦警察もフュッセン/ロイテ付近で臨時の国境検問を計画しており、さらなる遅延が懸念されます。ÖAMTC(オーストリア自動車クラブ)は、迂回路を無視したドライバーは最大4時間の余分な移動時間がかかる可能性があると警告しています。バイエルン州と北イタリア間でジャストインタイム配送を行う物流業者には、出発を金曜夜に前倒しするか、可能な限り鉄道貨物への切り替えを推奨しています。バス事業者向けには、フォアアールベルク経由のA96–A14ルートでの定期休憩所設置などの緊急対策が用意されています。関係者は緊急車両については車列を組んで通行可能であることを強調しています。恒久的な解決策として、6.5キロのフェルンパストンネル建設が環境審査中で、承認されれば2027年に工事が開始される見込みです。それまでは、このアルプスの重要路線での抗議による断続的な通行止めが続くリスクが残ります。
出典: Reisereporter