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イタリア当局、デクレト・フルッシを悪用した1枚6,500ユーロのビザ密売組織を摘発

7月 1, 2026
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イタリア当局、デクレト・フルッシを悪用した1枚6,500ユーロのビザ密売組織を摘発
ローマが2026年から2028年にかけて約50万人の非EU労働者をイタリアに受け入れるため、3年間の「デクレート・フルッシ」プログラムを拡大してから1年後、ターラントの検察当局はこの割当制度の闇を暴いた。6月30日早朝、カラビニエリは9県で令状を執行し、30人の容疑者のうち16人を逮捕。その中には63歳の移民弁護士や税務支援センターの経営者も含まれ、犯罪共謀および違法移民の助長の疑いがかけられている。捜査当局によると、このネットワークはパキスタン、バングラデシュ、インドからの移民志望者に対し、内務省のALIポータル上で「雇用証明書」を偽造するために一人当たり最大6,500ユーロを請求。雇用主には農業や製造業向けの割当枠に申請者を滑り込ませるため、虚偽の「ヌッラ・オスタ」申請に最大5,000ユーロを支払わせていた。入国ビザが発行されると、労働者は未申告労働に回されるか、イタリアの非公式経済に消えていった。この「バベーレ作戦」と名付けられた計画は、数百人をイタリアに流入させ、数千万ユーロを不正に得て、正規の雇用主が慢性的な技能不足を埋めるために依存するデクレート・フルッシの信頼性を損ねているとみられている。検察は関係企業の資産差し押さえや今後の割当枠の停止を進める方針だ。企業の人事担当者にとっては警鐘となる事件であり、移民当局は労働契約の申請内容を税務・社会保障データと照合するようになり、ビザ申請を外部業者に委託する企業はコンプライアンス監査が強化されている。法務専門家は、割当申請を扱う代理店の身元調査を徹底し、各申請書類の全過程を把握することを推奨している。この摘発は、物議を醸す「クリックデー」方式の割当申請を段階的に廃止するための実施令策定においても政府の立場を強化。2027年の割当申請では、より厳格な審査や生体認証の活用が盛り込まれ、不正申請を行った雇用主には厳しい罰則が科される見込みだ。
出典: la Repubblica

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