
エティハド航空は、6月26日の満席となった初便を受けて、アブダビ-ダッカ路線を通年運航に切り替えるとともに、主要5路線の運航便数を増便すると発表しました。この発表は7月1日にUAEの国営通信社WAMによって報じられました。主な内容は、12月中旬からブリュッセル便を週11便に増便、今月後半にはクラクフ便を週3便から4便に即時増便、さらに季節運航のパルマ・デ・マヨルカおよびザンジバル路線をそれぞれ2026年10月18日、2027年3月31日まで延長することです。アブダビ-ダッカ路線は週4便のボーイング777で運航を継続し、UAEに約70万人いるバングラデシュ系コミュニティの需要に応えるほか、生鮮品や繊維製品の貨物スペースも拡大します。エティハド航空は、この拡充が首都の新しいザイード国際空港を経由して観光やビジネスの流入を促進する「アブダビ・ファースト」戦略に沿ったものだと説明しています。グローバルモビリティチームにとっては、7~8月の繁忙期に座席の確保が容易になり、ヨーロッパ、南アジア、湾岸諸国間のプロジェクトチームの移動に柔軟性が増すメリットがあります。バングラデシュ出身のスタッフを抱える企業は、直行便の増加により総移動時間が短縮され、ドバイでの乗り継ぎリスクも軽減される恩恵を受けるでしょう。貨物担当者にとっても、ダッカ便の増便により週あたり50トン以上の貨物容量が増え、バングラデシュからUAEの小売業者へ輸入される日用品のサプライチェーンのボトルネック解消に寄与します。フォワーダーからはすでにこの路線のスポット運賃の軟化が報告されています。