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政令108/2026号:8月3日以降、紙の身分証明書は旅行に使用不可に—緊急用「ミニCIE」導入へ

7月 2, 2026
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政令108/2026号:8月3日以降、紙の身分証明書は旅行に使用不可に—緊急用「ミニCIE」導入へ
イタリア政府は2026年6月26日付の官報で法令108/2026を公布し、旧式の紙製身分証明書を渡航書類として使用できる期限を厳格に定めました。2026年8月3日以降、EU域内の国境通過やこれまで紙製IDを認めていた非EU諸国への入国において、この書類は一切受け付けられなくなります。この措置は、2016年に導入が始まった生体認証搭載の電子身分証明書「Carta d’Identità Elettronica(CIE)」への移行を加速させるものです。

第11条によれば、紙製IDは国内での身分証明や8月3日以前に締結された契約に限り有効ですが、有効期限までは使用可能です。特に移動の面で重要なのは、市長が2027年12月31日までの間、電子カードの予約待ちで急ぎの渡航が必要な市民に対し、6か月間有効で更新不可の暫定書類「ミニCIE」を発行できる権限を持つことです。内務省と財務省は30日以内に、この暫定書類のセキュリティテンプレートと不正防止仕様を公表する予定です。

雇用者にとっては、派遣労働者や出向者の渡航用IDに関する不確実性が解消されます。人事部門は、駐在員や頻繁に渡航する社員が8月初旬前にCIEの予約を確実に取れるよう、社員ファイルの確認を行うべきです。多くの自治体では夏季に45~60日の予約待ちが報告されています。

政令108/2026号:8月3日以降、紙の身分証明書は旅行に使用不可に—緊急用「ミニCIE」導入へ


航空会社や鉄道事業者も運送条件を更新中で、Trenitaliaは8月3日以降、国内移動には紙製IDが引き続き有効ですが、フランス、スイス、オーストリアへの国境を越える高速列車では使用不可となると発表しています。

イタリア自治体全国協会(ANCI)は、7月だけで300万件の新規CIE発行が見込まれる「需要ピーク」に対応するため、政府に追加資金の支援を求めています。海外の領事部も対応を迫られており、海外在住のイタリア市民で紙製IDを所持している場合は、領事館でCIEを取得するか、有効なパスポートを利用する必要があります。

渡航アドバイザーは、イタリア国内線を利用する二重国籍者に対し、移行期間が安定するまでは有効なパスポートのコピーを携帯することを推奨しています。
出典: ANCI Puglia

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