
アメリカ沿岸警備隊は7月8日午前9時(現地時間)にサイパン港の悪天候制限を解除し、スーパー台風バビが北マリアナ諸島を襲ってからわずか3日で24時間体制の商業運航を再開しました。ダイビングチームと航行援助専門家が位置をずらしたブイを再配置し、コンテナ船、燃料船、旅客船の通行が可能な主要航路の安全を確認しました。サイパンは米領の観光産業や西太平洋における米軍の前方展開にとって重要な中継拠点です。港の閉鎖により、グアム、ロタ、ティニアン向けの貨物は沖合で待機を余儀なくされ、ホテルの物資やワールドカップ関連インフラの建設資材に影響が出ていました。グアム地区司令官のジェシカ・ウォースト大佐は、現在、アプラ港のブイ2の撤去に注力しており、その位置ずれが深い喫水の船舶の通行を妨げていると述べました。追加のヘラクレス機や高速応答カッターが島間で人員と機材を輸送し、評価作業の迅速化を図っています。マリアナ諸島の米軍や契約業者向けに家財やプロジェクト貨物を輸送するグローバルモビリティ管理者にとって、港の再開は予約再開を意味しますが、船会社は依然として係留混雑や冷蔵コンテナの遅れが残ると警告しています。燃料や救援物資が優先され、家財の輸送は遅れる可能性があるため、企業は航行スケジュールの変更に備える必要があります。沿岸警備隊は、グアムの国土安全保障の情報を常に確認し、VHF通信の島全体での障害が続いているため、代替の通信手段を確保するよう船員に呼びかけています。北マリアナ諸島に向かう従業員を抱える雇用主は、旅客サービスが限定的に再開されているため、飛行機やフェリーの運航状況を必ず確認してください。
出典: U.S. Coast Guard