
空港運営会社のAenaは7月14日、スペインの空港ネットワークが6月に3,160万人の旅客を取り扱い、前年同月比で3.8%増加したと発表しました。マドリード=バラハス空港は600万人を超える利用者数でトップとなりました。航空機の発着回数も5.9%増加し、企業やレジャー需要の回復を示しています。モビリティマネージャーにとっては、7月と8月の主要な国内およびヨーロッパ路線で座席の確保が一層厳しくなることを示唆しています。マドリード、バルセロナ、マラガの各空港は発着回数が高い一桁台の伸びを記録し、アリカンテとバレンシアはデジタルノマドの流入も一因となり、旅客数が二桁増加しました。貨物量は概ね安定しているものの、バルセロナでは16%の急増が見られ、スペインを経由したeコマース物流の国内回帰が続いていることを示しています。このデータは、ハイテクや製薬企業の貨物移転に伴う航空貨物契約料金に影響を与える可能性があります。運営面では、Aenaは夏の需要増に対応するため、警備および地上支援スタッフを1,200人増員し、マドリード、バルセロナ、パルマの各空港に90台の新しい生体認証ゲートを導入しました。企業は駐在員に対し、待ち時間を短縮するために顔認証ゲートの利用登録を促すべきです。