
オンライン旅行マーケットプレイスのWebjetグループは、6週間にわたるリーダー不在の期間を経て、元Wesfarmers OneDigitalの最高責任者ニコール・シェフィールドを2026年7月20日付でマネージングディレクター兼CEOに任命しました。7月15日の発表は、前任のカトリーナ・バリー氏が5月に辞任して以来続いていた後任探しの終結を示しています。シェフィールド氏は、20年以上にわたるEコマースとデータ駆動型消費者プラットフォームの実績を持ち、Webjetは彼女の経験を活かして、ビジネス旅行需要が頭打ちとなる中で市場シェアを守ることを期待しています。暫定会長のゲイリー・ワイス氏は、取締役会が「デジタルマーケットプレイスと会員プログラムの拡大を推進できるリーダー」を求めており、シェフィールド氏はCatchやOnePassで急成長を牽引した実績があると述べました。Webjetの2026年度の基礎利益は、レジャー予約の減少とBooking.comやExpediaとの競争激化により24%減少しました。アナリストは、シェフィールド氏が動的パッケージや企業向けセルフブッキングツールへの投資を加速させ、中小企業が旅行費用を一元管理できるワンストップハブとしての地位を強化すると見ています。投資家の反応は好意的で、株価は発表当日に3.4%上昇して取引を終えました。企業のモビリティチームにとって、このリーダー交代は、12,000社以上のオーストラリア企業が利用する旅行管理部門「Webjet Business」の機能強化を示唆しています。関係者によると、HRや経費管理プラットフォームとのAPI連携が深まり、ビザ管理や安全配慮義務の遵守が効率化される可能性があります。また、この任命は買収関心が続く中でのもので、Helloworld Travelとプライベート・エクイティのBGH Capitalは昨年の買収提案は失敗に終わったものの、両者合わせて約33%の株式を保有する大株主として存在感を示しています。