
中国東方航空の新路線、上海浦東-ダブリン便が7月20日に記念初便を完了し、7月21日未明には中国大使が正式に祝賀を行いました。この路線は週2便、エアバスA350-900で運航されており、上海からアイルランドへの直行便としては海南航空の北京-ダブリン便に次ぐ2路線目です。アイルランドの関係者は、この便が両国間の貿易促進の起爆剤になると歓迎しており、アイルランドには50社以上の中国企業が進出しているほか、アイルランドの製薬、乳製品、フィンテック企業も中国市場での展開を拡大しています。移動の専門家にとっては、これまで課題だったヒースロー経由の乗り継ぎが不要となり、駐在員の交代や留学生の移動がスムーズになります。西行きの11時間のフライトは、同日中にコークやシャノンへの乗り継ぎも可能にします。中国東方航空は、今年初めにバンコクでの第五自由権を失ったことを受け、欧州のトランジット需要を取り込む戦略の一環として、上海での72時間無料ホテル滞在を提供しています。一方、ダブリン空港では、フライト時間帯に迅速な入国審査と中国語対応のボランティアを配置することを約束しています。アイルランドが中国人に対して5年のマルチビザを発給し、中国も年末までアイルランドのパスポート保持者に対してビザ免除を実施していることから、往復ともに訪問・家族訪問(VFR)や留学生の利用が活発になると見込まれています。